外壁メンテナンス費用の最小化
劣化の症状が軽微なうちに、またはそれらの症状が出る前の適切なタイミングで外壁を塗り替えることは、実は最も費用のかからないメンテナンス方法です。目に見える形で雨漏りが出てから修理すると余計な費用が嵩んでしまうのは、虫歯になる前によく歯磨きをするのか、虫歯になって痛みが出てから歯医者に行くのでは、痛みも、それを治療する時間や費用もまるで違うのに似ています。
建物の資産価値を守ると同時にメンテナンス費用を最小限に抑えるためにも、タイミングよく塗り替えることは、意識されることが少ないのですが実はとても大切なので、是非覚えておいてください。 メンテナンスをしていない屋根や外壁には年月と共にさまざまな劣化症状が現れます。外壁がサイディングですとその継ぎ目に 「シーリング」というゴムのような素材が詰まっているのは見たことがあるかと思います。このシーリングはプヨプヨしてますが、経年で、硬くなり縮んで、隙間ができてしまいます。そうです。隙間は雨水の浸入口になるのです。
外壁のこんな症状を発見したら要注意!
以下のすべてが塗り替え時期のサインなので時間があるときに一度、我が家を見回してみてください。
◆問題を発見しましたら、以下のWEB専用ご相談フォームよりお気軽にお申し出ください。
チョーキング
外壁の表面をこすると白い粉が手に付くことですこれは塗料の成分がチョークのように粉状になって劣化している状態です。
塗装剥がれ
雨風や太陽光の影響で木が伸び縮みして塗膜が浮いたりはがれたりしている状態です。放っておくと木が腐ってしまいます。
雨樋の劣化
雨風や太陽光の影響で樋が変形してしまうことがあります。また取付金物がサビて折れてしまうと、そこから雨水が溢れ出てその周囲の劣化を早めてしまいます。
塗装の変色
外壁に汚れがこびり付いたりカビやコケが繁殖している状態です。
クラック(ひび割れ)
ヘアクラック(ひび割れ)程度であれば心配ありませんが、写真のような大きなクラックを放っておくと、この隙間から雨水が入り家を腐らせます。
鉄部のサビ
鉄部は塗料の保い 護がなくなると雨水の影響で錆びついてしまいます。放っておくと穴が開いて雨漏りしますし、サビ汁によって家を汚してしまいます。
シーリングの劣化
紫外線などの影響で弾力性がなくなって、ヒビ割れや隙間が発生します。放っておくと、この隙間から雨水が入り家を腐らせます。
屋根の劣化
屋根は日差しによるヤケや変色でダメージを最も受けやすい箇所で、しかも気づきにくいところです。定期点検をオススメします。