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塗装代金を科学する | ほほえみホーム - パート 2

適正価格って何だろう?

まず、一般の方にとって外壁塗装工事は必要性は感じてはいるものの、その価格の根拠についての妥当性をご存知ないという前提にたちますが、わかりやすく解説してみたいと思います。

例えば、日常的に買う食料品などは、価格の妥当性というよりも、市場価格というわかりやすい指標があり、●●スーパーと◆◆スーパーを基準にすると容易に比較できるため、納得しやすいものです。さらに、野菜やお肉でも、産地や種類によって価格の妥当性を認識しているため単純に「高い安い」だけでジャッジをしません。例えば、アメリカビーフと神戸牛を「同じ牛肉でなんでこんなに値段が違うんだ!」などと誰も叫んだりはしませんよね。

アメリカンビーフが”100g 1500円”だと「え?」となります。

神戸牛が”100g 198円”だと「え?」となります。

ところがリフォームや塗装工事は非日常で、価格の基準となる指標がないため、一般の方には判断できないのです。しかし、この「判断できない」と言うことは「言われるがまま」ということでもあります。これが悪徳業者が蔓延る理由です。

A社の塗装工事が398,000円でも「え?」とはなりません。

B社の塗装工事が1,000,000円でも「え?」とはなりません。

しかし、これはA社でもB社でも

後に出された見積もりに対しては「え?」となります。

つまり、相見積もりをとっても聞く順番によって印象が変わるということと、基準は”見積書”しかないということになります。これで適正な判断ができるのでしょうか?仮にですが、A社が神戸牛でB社がアメリカンビーフだと当てはめて考えてみると、両方とも妥当性を失って「怪しい」となるはずです。

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