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塗装代金を科学する | ほほえみホーム - パート 3

適正価格に導くためのアプローチ

このような基準がわからないような塗装工事価格はどのように導き出されているのでしょうか?深くを知らなくても、以下のこれだけ抑えておくだけでも判断できる基礎となります。

因みに、なぜこのような解説をするかと言いますと、ほほえみホームでは全ての根拠を示して、納得いただく必要性を感じているからです。※このサイトではブログでそのようなトピックも記載していきます。

1.塗装面積

屋根を含めたお家の総面積をご存知でしょうか?ご自分の家なのにほとんど気にしていないというのが私たちの印象です。なぜ、これを知る必要があるのでしょうか?この面積を基準にして、窓などの塗装しない箇所を差し引いたものが実際の塗装面積で、これに平米あたりの工事単価を算出します。

軒下や表面積以外に塗装しなければならない箇所などもありますので、実際に計測しないと正確な数値は出せないものです。→これを現場も見ていないのにサイトだけで簡易的なものは実数とは違う場合がほとんどです。つまり、この数値を知らないと誤魔化されてしまうことがあるので、まずは計測が正確なのかどうかはとても大切です。

因みに宣伝・広告等の安く見える金額提示は塗り面積を少なく見積もっている場合がほとんどです。例えば「コミコミ498,000円」と表示されている場合、脇に小さく”※80㎡辺りの金額です”などと記載されてあります。平均的な1軒屋の塗り面積は150~160平米ほどですので、結局、見積もりは倍以上になるのです。

2.外壁の状態

外壁は経年とともに老朽化、または劣化が進んでしまいます。これを定期的なメンテナンスをしている場合と放置している場合とでは、外壁や屋根の状態が異なります。この状態によって、塗料のノリが違ったりするので場合によっては、三回塗りを四回塗りにする必要があったり、場合によっては塗らない方がいいことがあります。そして、補修する必要がある箇所に対しては適切な材料を使わないと、後に大きな不具合の原因になったりもします。これらも実際、外壁診断士と職人が診断した中で、なぜそうなのかの説明を聞く必要があります。

3.塗料の種類

塗料は色だけではなく、機能も含めると種類があります。汚れが付着しにくく長持ちする光触媒や遮熱機能を向上させるものなど、この選び方もここでは詳細は述べませんが、お客様の意向によっておすすめするものが変わります。

その家に生涯住み続けるのか?それとも数年後に売却するため資産価値を維持したいのか?など目的に照らし合わせることも塗料選びの判断材料です。

4.きめ細やかな現場管理

現場管理の仕事は職人の工事時間を計算しタイミングよく現場に入れ、それぞれの職人に的確な指示をしながら責任を持って工事を完成させることです。必要であれば、壁に触れる庭の木を切る必要があったり、物をどかしたり、近隣に挨拶をしたりなどの現場管理は多岐に渡ります。さらに、塗装工事の進行は天候にも左右される(雨だと作業ができない)ので、不測の事態への対応も必要です。この現場管理が適当だと、無駄に作業期間が長引いたり、工事工程を省いたり(手抜き)されたりします。

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